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地位を確立すれば息長い? 広島・石原慶は引退も、まだまだ健在なベテラン捕手は… - Full-Count

広島の石原慶幸捕手が今季限りで現役を引退することになった。球団からこの日発表された。カープ一筋19年目、41歳のベテラン捕手がユニホームを脱ぐことに。ただ、球界には石原の他にもベテランになってもチームを支えている捕手がいる。

オリックス・山崎勝己(左)とロッテ・細川亨【写真:荒川祐史】
オリックス・山崎勝己(左)とロッテ・細川亨【写真:荒川祐史】

最年長はロッテ細川の40歳、オリックス山崎勝はプロ20年目

 広島の石原慶幸捕手が今季限りで現役を引退することになった。球団からこの日発表された。カープ一筋19年目、41歳のベテラン捕手がユニホームを脱ぐことに。ただ、球界には石原の他にもベテランになってもチームを支えている捕手がいる。

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 一度、その地位を確立すれば、現役選手として息が長くなるとも言われる捕手というポジション。ここでは球界の“ベテラン捕手事情”を見ていく。

○ロッテ 細川亨 19年目・40歳

 2001年のドラフト会議では自由獲得枠で西武に入団。2003年に開幕1軍を掴むと長年正捕手として活躍し3度のリーグ優勝、2度の日本一を経験。2010年オフにFAでソフトバンクに移籍すると、ここでも正捕手として活躍し2016年まで在籍、その後は楽天、そして昨年からロッテでプレーを続けている。2度のゴールデングラブ賞を獲得。

○日本ハム 鶴岡慎也 18年目・39歳

 2002年のドラフトで8位指名を受け日本ハムに入団。2005年に1軍初出場を果たすと徐々に出場機会を増やし2009年には122試合に出場し正捕手を獲得。2013年オフにFA宣言でソフトバンクに移籍し2017年までプレーすると再びFAで古巣・日本ハムに復帰。1軍バッテリーコーチ兼捕手としてプレーを続ける。1度のゴールデングラブ賞を獲得。

○ソフトバンク 高谷裕亮 14年目・38歳

 2006年の大学・社会人ドラフト3巡目指名を受けソフトバンクに入団。ルーキーイヤーの2007年に1軍出場を果たし、ここまで100試合出場はないが2番手捕手としてチームを支える。2019年の日本シリーズでは抑え捕手として出場しチームの日本シリーズ3連覇に貢献。最多出場は2015年の93試合。

○オリックス 山崎勝己 20年目・38歳

 2000年のドラフトで4位指名を受けダイエー(現ソフトバンク)に入団。2005年に1軍初出場を果たすと2006年には城島が抜け1軍に定着し105試合に出場。その後は2番手捕手としてチームを支え2013年オフにFA宣言でオリックスに移籍。2014年には古巣ソフトバンクと激しい首位争いを続け正捕手・伊藤光を支える抑え捕手としても活躍した。

○阪神 岡崎太一 16年目・37歳

 2004年のドラフトで自由獲得枠で阪神に入団。2009年に1軍初出場を果たしたが、なかなか1軍に定着することができなかった。2015年にはプロ初本塁打を含む2本塁打を放った。最多出場は2016年の38試合。

 この他にもヤクルトの井野卓が15年目の36歳、嶋基宏が14年目の35歳でプレーを続けている。プロ野球の世界でもある程度の実績、経験が必要な捕手は息の長いポジションともいえる。

(Full-Count編集部)

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